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Zoomaism~ズーマの音楽日記~

雛祭記念 特別番外編

やる気が出ないとか、目的意識とか、そんな簡単な
言葉で片付けられない。

俺は音楽についてバンド、ドラムについて随分と
悩んでいたようだ。

正直、練習も何も手についていない日々が続いた。

いつ頃からだろうか・・

スランプとはまるで違うニュアンス。

このまま音楽から距離を置いてしまうのではないかという
恐怖心。

ライブが決まり、数年振りのくれいぢのまともな
スタジオリハ。

遊び感覚ではない真剣なリハ。

ドラムを叩き、バンドアンサンブルになった瞬間「生」せいの
エネルギーを感じた。

自分の中に強烈なエネルギーを感じた。

「自分は生きている」という感覚を伴った、紛れもなく
ポジティブなエネルギー。

まさに「生」のエネルギー。

これだと思った。

そして先日のラバーズのリハでも同じことを感じた。

間違いなく、これだ。

つまりそれは、音楽をやる目的に対する回答にも似た
何かだった。

俺は自分の為に音楽をやっている。

そういうことになる。

生きているということを実感する為に。

人々の為になること、人々が欲するっことにしか価値はない。

人々の役に立たなきゃ、金には繋がらない。

そう考えてみても、俺は人の為ではなく、自分の為だけに
音楽をやっていることになる。

いや、ちょっと待て、本当にそうか?

「生」のエネルギーを感じた瞬間、強烈にポジティブな感情を
伴っていたことも事実。

このポジティブな感情ことが最大のヒントでありポイントではないか。

そう考えるようになった。

ポジティブな感情は人に伝染する。それが強烈であればあるほど
感染力は強い。

人々はそういうポジティブなものに無意識に反応し、そして共感する。

俺のこの感覚は大事にするべきだと思った。

バンドアンサンブルの中で爆音の中で感じた「生」の感覚を伴った
ポジティブな感情こそが、人々に伝えるべきもの。

より強烈に放出されるべきもの。

人々は無意識にそれを察知する能力をもっているとも思う。

明るく気さくな雰囲気や口数の多さなどは、このポジティブな感情の
結果でしかない。

しかし、それが偽りなのか本物なのかが最も大切。

無理矢理作り出された偽りのポジティブなんて、
所詮消えてなくなってしまう。

取るに足らないものだ。

本物のポジティブさから放出される言動にこそ、
人々は魅了されるのではなか。

俺がやるべきことは、嫌々人と会話することでも偽の笑顔を
振る舞くことでもない。

心をポジティブな感情で満たし、強烈なエネルギーとして放出
すること。

それが人々に伝染するほどに強烈なものかどうか。

試されているのはそこだろうと思う。

いいドラムは叩ける。

そりゃもう20年近くやってっから。

人々に強烈なポジティブな何かを放出し伝染させる。

これがすなわち人の役に立つということに繋がる。

人はみな潜在的に常にポジティブな何かを求めている。

そんな生き物だと思う、人間とは。
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  1. 2017/03/03(金) 10:39:59|
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